平均点取れたら「御の字」だな。を正しく説明できますか？

タイトルの文章、正しく説明できますか？

「御の字（おんのじ）」という言葉、誰でも一度は使ったことや聞いたことがあると思います。しかし、「御の字」の意味を正しく理解している人は少ないようです😥間違って理解しているままだと、話している相手に誤解を招きますので、この記事を読んでしっかり理解しましょう💁‍♀️

「御の字」の正しい意味

「御の字」とは「ありがたい」や「しめたものだ」という意味で使われる言葉です。そのほかには「望んだことが叶って十分満足できること」や「最上のもの」という
意味でもあります✨

「御の字」の由来

「御」という字は「御社」とか「御名前」のように尊敬の意を示す接頭語で、特に優れたものや最上のものを表す際に用いられます。このことから、「御」の字を付けたいほど非常にありがたいことを、「御の字」と言うようになったようです。

「御の字」は間違って使われている方が多い

文化庁の平成20年度「国語に関する世論調査」において、「70点取れれば御の字だ」という文章をどう理解しているのか調べたところ、「70点取れれば大いにありがたい」と答えた人が36.6%に対して、「70点取れたら一応、納得できる」と答えた人が49.9%という結果でした。
約半数の人が「御の字」の意味を「一応、納得できる」と間違って理解しているのです💦

これだけ間違った意味で理解している人が多いと、間違って使っても、聞いている側も間違って理解している可能性が高いので、違和感なく話が通じてしまっているのが現状でしょう😖
しかし本来の意味は違いますので、もし間違って理解していたら、今から正しい意味で使っていきましょう🙌

「御の字」の使用例

「御の字」は「ありがたい」時や「大変満足」したときなどに使います。具体的な正しい使用例をいくつかご紹介します。

・いいとこ60点くらいだと思っていたが、80点も取れて御の字だ。
（目標を上回ることができて大変満足だ。）

・出来上がりは来週だと思っていたので、3日で仕上げてくれて御の字です。
（予定よりも早く仕上げて頂けて大変ありがたい。）

このように「御の字」は、「一応納得できる」や「満足ではないが、まぁいいだろう」の時に使うものではなく、「最高の結果」の時に使う言葉だということを
理解しておきましょう😊

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